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バラ一筋20年のアミティエ です
2024年1月20日
プリザーブドフラワーについて、改めて
触れてみたいと思います。
Preserved とはフランス語で、『保存された』という意味があります。1991年頃にフランスで開発された特殊な延命のお花です。
当店の代表小田賀子は、
2003年頃、プリザーブドフラワーが日本に
入ってきた頃にプリザーブドフラワーに
出会い、その魅力と可能性に惹かれて
仕事を始めました。
本物なのに美しいままその姿を保ち
水もあげないのに柔らかさをもち
妖艶で、当日かなりインパクトがありました。
ご存知のように、もとは本物のお花ですが何年も長持ちするように加工され、その見た目は鮮やかで色もちが良く、手触りもしなやかで生花のようなみずみずしさがあります。
加工工程の中で花粉や香りが落ちることから、飾る場所を問わず、水やりは一切不要という手のかからなさからも非常に扱いやすい特性を感じて頂けるのではないでしょうか。
ここで、プリザーブドフラワーとはどんなものか、
具体的にお話しさせて頂きたいと思います。
ぜひ、咲いている生花のお花がどのようにして
プリザーブドに変化していくのかお見知りおきください。
生花のときの色素や水分が残っていると、自然現象の”枯れる”がおきます。
プリザーブドフラワーが何年も長持ちするためには、この、枯れる現象を抑えなくてはいけないので、
生花がもともと持っている色素や水分といった、自然成分を一旦抜く必要があるのです。
その工程は特殊な専用の溶液を何種類も使い、一輪あたり何日もかけて、その個体の変化の様子に合わせて、液体を変え工程を進めます。すべて職人の手作業です。
品種や、お花の色によって液体プールは違うので、同じ品種でも花の色ごとに調合し、ブレンドし液体プールをおこしています。
生花から加工完了まで手作業で
1か月〜1か月半ほどかかり、それも気温や湿度によりプロセスが異なること、かつ、お花の生命力や鮮度などの条件との掛け算になのです。
当店では、プリザーブドフラワーギフトの制作は
もちろんのこと、生花の花束をお預かりしてそれを
保存加工することも専門にしています。
私たちも常に全力ですべての技術を駆使して尽力しております。
バラにもグレードの違いや品種があるのですが
がくの役割や、花びらのつくりを熟知しているため
もし花びらが散るようなことがあっても
全てを拾い集めて、一枚残らず使って元の形に
複製させる技術に自信があります。
当店は、お花の保存加工を
『皆さまの思い出や感動をお預かりしている』と捉え責任を持って取り組んでおり、眺めるたびにその日の記憶が甦るようなお品としてお手元にお返しすることをミッションとしております。
工程のどの段階も、専任の熟練職人にしかできない加減や、小さな変化の見極めが必要で、かつ代わりのきかない大切なお花を失敗ができない分野ですから、このプリザーブド加工ができるお店が全国でも数社しかないのは不思議なことではありません。
お客様たちには見えない作業が大半ですので、常に誠実な手仕事をし
お客様の大切な思い出をたしかな形に残せるよう、アミティエはプリザーブドフラワーの専門家だけで制作チームを構成しております。
ご期待に添えるよう日々取り組んでおりますので、
バラのプリザーブドフラワーを
どなたかにプレゼントしたい方や
生花の花束(特にはバラ)をどうしても残したくて
保存加工したい方は、バラの専門である当店に
ぜひお任せください。