自分を褒めたくなるような気持ちで

女性なら誰もが、「もっと幸せになりたい、美しくなりたい、自分にしか送れない人生を充実させたい」そんなことを想像しながら学生時代から歩んでくるものかもしれません。人生の主役は自分であり、どうしたら自分が自分らしく輝けるのだろうといつも模索し続けて大人になるのかもしれません。そうイメージし理想をもつ一方で、就職し、結婚し、出産、子供ができて生活が一変し、生活の主役は自分でいられなくなる現実に、時に落胆し葛藤を感じ、自分の気持ちを奥底に閉じ込めることでしか乗り越えてこられなかったということもあるかと思います。女性特有の順応性や忍耐力があったからこそ、それらの経験を経て今日があるのだと思いますが、今日の日の幸せに辿り着くことは並大抵のことではなかったはずです。そんな女性がこの作品を手にしたとき、一年一年ますます幸せになり、もっと若返りさらにご自身の心の在り様が晴れやかになるような感覚を得て頂きたく、色の配分や組み合わせを吟味致しました。ご自身だけの人生の過ごし方、道の選択の仕方を、一点の曇りもなく肯定し、いつも自分を褒めたくなるような軽やかな気持ちで頂きたいと願いを込めています。