静岡市在住/32歳/S様 | [公式]Amitie-nori -アミティエノリ-

01静岡市在住/32歳/S様
S様との出会い

アミティエのお得意様のご紹介で数年前にご訪問くださったSさん。以前から、お仕事上の付き合いで、お祝いごとがあるたびに、お花をご注文頂いていました。Sさんは、某企業の営業マンで取引先が多く、いつもスーツでご来店頂いていたので<ビジネスフラワーを使ってくださるお客様>という印象でした。ある日、珍しく、私服で土曜日にご来店され、すごく新鮮な感じがしたのを覚えています。

02お悩みエピソード

いつもはシャキッと用事だけこなし、お花を抱えてお帰りになるSさんですが「今日はちょっと相談があって・・・」とのこと。いつものお仕事上のことではないことがすぐにわかりました。お話を聞いてみると、実は4年付き合った彼女と2年前から同棲をされているとのこと。もうすぐ彼女の誕生日なので、そろそろ結婚を決めるころかと思っているが彼女の本心がわからないので、このタイミングでプロポーズをするのがいいのか、今ではないのか、悩んでいるのだそう。同棲するときに結婚を前提でとしっかり話をしなかったため、特にふたりの間で同棲の期限が共有されていないのだと話してくれました。同棲して半年経過したときに、彼女の方から結婚のことで話があったのだが、そのときはSさん自身に決断の気持ちが湧ききらず、話をぼやかしてしまい今に至りました。
同棲して2年、来月の彼女の誕生日にプロポーズを意識し始めたSさんでしたが、現在の彼女の考えていることがいまいちわからず、このタイミングで決断することに不安を覚えている様子でした。

03ご提案

最初のご相談のときは、たいして具体的な提案はしなかったし、正直できなかったです。
Sさんの気持ちを整えていくことから始めました。お二人の最近の生活の仕方、普段の口ぐせ、最近のデート、行きつけの飲食店、共通の趣味、お互いの親御さんの事。。。いろいろ改めて言葉にしてみるうちにパートナーへの愛情や、感謝、深い想いに気付くものです。結婚することになるかどうか・・・というような他人事の感覚でなく、そろそろ自分はどうしたいのか、絶対放したくない存在なのか、一生そばにいたいのか、改めて感じていく作業をゆっくりやらせて頂きました。

04S様の行動・変化

カウンセリングをしていくうちに、相手がどうなのかとか、時期的にどうなのか、とかではなく<自分はどう思うのか><自分はどうしたいのか>に向き合えるようになりました。なぜお付き合いが始まったか、どうして同棲しているか、これからをどう考えるのか、なかなか日常の中で一人で向き合えるきっかけはありませんから。Sさんがとった行動は【プロポーズをしたいと気持ちを固めた→来月の彼女の誕生日にと時期を決めた→宿泊&夜景のレストラン&花&手紙&指輪というアイテムを絞った→それぞれの必要アイテムの予約をすべて実行】ということでした。Sさんが決めたことに従い、そのプロポーズ記念日の二日間の流れを一緒に書き出しました。指輪や、お花の隠し場所、レストランに到着するまでに寄る場所、レストランでのオリジナルサプライズ、宿泊の翌日の過ごし方等々。最初はどうしようか、という思い悩んだ頭で私を訪ねてきたSさんでしたが、こうする、と決まってからはキチンをご自身主導で、判断を繰り返し、Sさんが納得いくプランを考えられました。
当日の昼間に車で出発→彼女が好きな観覧車のある遊園地に寄る→18時半某夜景レストラン到着→オリジナルメニューで記念日コースを召し上がる→デザートのタイミングでSさん退席して別室の個室で待機→別室個室にお店のスタッフさんが彼女を呼びにいく→花を抱えて待っていたSさんと彼女がご対面→別室個室に彼女の好きなBGM流しながらプロポーズ→プリザーブドフラワーの花束を渡す→レストランの席に二人で戻る→デザート運ばれてきて記念メッセージがお皿に書かれている→うれしそうにする表情を見ながら、改めて指輪を渡してキチンを言葉を伝える→二段階サプライズ完了。というような流れでした。

05結果

お付き合い4年、同棲生活2年のお2人にとって、Sさんの決断と実行力が改めて彼女からの信頼と尊敬を集めました。もともと好きでお付き合いを始め、ずっと一緒にいたくて同棲を始めていたので彼女としては早く結婚の話をしてきてくれないかと待ち遠しい日々を送っていたようです。Sさんは仕事のできる営業マンですから頭がよく、フットワークもいいので、決めてからの行動力には目を見張るものがありました。お2人でプロポーズ成功の報告に来てくださり、彼女がどれだけSさんのことが好きで、プロポーズしてきてくれないSさんにもどかしさを感じていたか話してくれました。さすがにレストランで別室に呼ばれたときには、もしかして!と感じたようでしたが、それまでは毎年のお誕生日デートだと思っていたので本当にうれしく感動したそうです。

06プランナーのコメント

女性はほとんどの方が≪大好きな彼からプロポーズされたい≫≪彼はこの先のことどう考えているんだろう≫と思っています。しかし、あくまでも女性が言わせた告白を望んではいないし、焦らせたりプレッシャーをかけたりはしたくない、と思っているものです。クリスマス、誕生日、交際記念日などは、女性にとって特別なもの。ついつい期待してしまうんですよね。このお二人の場合、Sさんの決断によりお互いの愛情を再確認し、プロポーズから半年後に結婚式を挙げました。男性がなにかを決断したときの強さはやはり、特有の長所だと感じます。きっとますます素晴らしい営業マンになられ、幸せな家庭を築いていかれることと思います。いつまでもお幸せに。